Zenfone最新機種で早春の京都を撮影:デュアルカメラの実力を検証!

ASUS 最新スマホ「Zenfone Max Pro M2」のカメラ性能を早春の京都で最速レビュー
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本日 2019年3月15日 に発売されたばかりの ASUS 最新スマホの Zenfone Max Pro M2 だが、僕はかなり運良く、先行して2月上旬にマレーシアで入手していた。ということで、ASUS 最新スマホ「Zenfone Max Pro M2」のカメラ性能を “早春の京都” で最速レビュー!

日本の発売日よりも前にそのカメラで撮影した写真や撮影モードについて感想を紹介したい。もちろんバッテリーの持ち時間についても!

ちなみに今回のレビューは、マクロ撮影、HDR撮影、ナイトモード撮影を使った写真が中心となっている。他にも、スポーツモード撮影や、連写モードなどが標準搭載されている。

カメラの詳細性能については 公式ページ で確認できるが、コスパが最高過ぎだ……。

ASUS ZenFone Max Pro (M2)
ASUSZenFone Max Pro (M2)コズミックチタニウム

北野天満宮 2019年2月27日撮影

最近のスマホではもはや一般的になりつつあるデュアルカメラ。そして AI エンジン搭載。

2つ目のカメラは被写界深度測定用に使われ、一眼レフカメラで撮影したようなボケ感のある綺麗な写真が撮れる。Zenfone Max Pro M2 でもう1つ良いのは、バッテリーの持ち時間がとても長いことだ。丸1日スマホだけで撮影ができるのは非常にありがたい。

北野天満宮 開花状況 2019年2月27日撮影

梅の撮影時は「AI」による撮影シーン分析機能により自動的にマクロ撮影となってくれた。

北野天満宮 梅苑 2019年2月27日撮影

もちろん、画面操作だけで深度コントロールをすることも可能だ。つまりボケ味を強くしたり弱くしたりがスマホの大画面スクリーンで操作できる。

北野天満宮 満開の梅 2019年2月27日撮影

曇天の日は強い日差しによる影の影響がなく、スマホでも撮影しやすい。

北野天満宮の紅梅 2019年2月27日撮影

車折神社 2019年3月1日撮影

車折神社には様々な種類の桜 があるため、3月初旬からもう早咲きの桜が楽しめる。

車折神社満開の早咲き桜 2019年3月1日撮影

梅の時期に早咲きの桜を見ることができる穴場だが、ここは嵐山より観光客が比較的少なく、人混みの心配もいらない。写真を撮りながら、ゆっくり自分のペースで見て回れる。

車折神社の早咲き桜 2019年3月1日撮影

とはいえ、芸能神社としても有名な車折神社、優雅に着物で散策している観光客もちらほら。この日は日差しもポカポカと暖かく、春らしい雰囲気だった。

車折神社を着物で訪れる女性観光客の様子 2019年3月1日撮影

城南宮 2019年3月4日撮影

この日の「城南宮のしだれ梅と椿まつり」は見事だった。しだれ梅は満開を少し過ぎていたが、苔の上にはしだれ梅の花びらが散り乱れ、世にも素晴らしい情景となっていた。

城南宮の見事な梅 2019年3月8日撮影

なお、城南宮の主役はしだれ梅だけではない。椿もまた素晴らしい春の演出をしている。次の写真では、HDRモードを使って手前と奥のコントラストを和らげてみた。

城南宮 しだれ梅と椿まつり 2019年3月8日撮影

カメラのアングルを低くすると、また奥行きの違った写真が撮影できる。とても寒かったが、いつまでも佇んでいたくなる雰囲気があった。京都随一の「しだれ梅と椿」の共演!

城南宮 しだれ梅と椿まつり 2019年3月8日撮影

満開の梅の花の向こうで、お巫女さんが掃除をしている様子も良い絵になっている。

城南宮の梅と掃除中の巫女さん 2019年3月8日撮影

城南宮ホームページを見ると、下の写真の椿は「蝦夷錦」という名前らしい。

城南宮の蝦夷錦 2019年3月8日撮影

……とここまではマクロ撮影が多めだったが、次はポートレート撮影の性能レビュー!

梅宮大社 2019年3月8日撮影

この日は着物をレンタルして、嵐山界隈を散策した。まずは、バスで梅宮大社へ。梅宮大社は松尾大社の近くにあり、嵐山方面からは市バス28号系統が便利だ。特に、繁忙期は車での嵐山観光はおすすめできない。バスの1日乗車券を上手に使うことがポイントだ。

着物を着て京都嵐山界隈を市バスで散策

僕の妻はフランス人だが、4年前に結納をしたとき、結婚式のとき、3年前に伏見稲荷大社で着物レンタルをしたとき に続き4回目。着物の着こなしも随分と慣れたものだ。

梅宮大社神苑の梅は散り始めていたが、何とか綺麗に咲いている梅を見つけられた。

梅宮大社 神苑の梅 2019年3月8日撮影

狛犬にフォーカスを当てた写真のボケ感はこの通り。デュアルレンズだから、実際に目で見たときのような雰囲気が自然と出ている。最新のスマホカメラは本当に凄い!

梅宮大社 狛犬と絵馬 2019年3月8日撮影

梅宮大社には、少しだが竹林もある。ボケ感をうまく使えばちょっとした記念撮影にも良い。

セルフィー用カメラの前の機種「Zenfone Max Pro M1」と「Zenfone Max Pro M2」の違いは「800万画素」から「1300万画素」に高画質化していること。タイマー機能も2秒、5秒、10秒から選択でき、画面上にもカウントダウンが表示されるので分かりやすい。

梅宮大社 西神苑の竹林 2019年3月8日撮影

着物レンタルの際は荷物を少なくしたいので、スマホカメラでの撮影は便利だ。

梅宮大社 護王社の屋根 2019年3月8日撮影

この日嵐山は多くの観光客で賑わっていたが、梅宮大社はゆっくりと京都らしさを楽しめた。

嵯峨釈迦堂 2019年3月8日撮影

同日、梅宮大社の次の目的地は、嵯峨釈迦堂。またの名を清凉寺ともいう。同じ28号系統を使って北へ。外国人観光客で大賑わいの嵐山はバスでそのまま通過。地元民ですから。

着物で京都市バスに乗車して嵯峨釈迦堂へ

もう早咲きの桜が綺麗に咲いていた。ちょうど満開。たった2本しか咲いていないが、境内にある多宝塔とのコラボがとにかく美しかった。

清凉寺(嵯峨釈迦堂)の桜と多宝塔 2019年3月8日撮影

桜も、一眼レフのカメラで撮影したかのような素晴らしい表現力。スマホでこれなら大満足。

清凉寺(嵯峨釈迦堂)満開の早咲き桜 2019年3月8日撮影

落柿舎 2019年3月8日撮影

落柿舎までは、嵯峨釈迦堂から徒歩で約10分。奥行きのある草庵の前でポートレート写真を撮る。この奥行きの表現力は、もう低コストのスマホで撮影したとは思えない。

京都・落柿舎に映える着物 2019年3月8日撮影

嵯峨野竹林 2019年3月8日撮影

嵯峨野竹林は京福電鉄・嵐山駅の方から入ると人が多く、写真撮影も難しいが、嵯峨釈迦堂の方面からトロッコ嵐山駅の裏を通り、山側から入るとこの通り。

京都・嵯峨野 竹林の道 2019年3月8日撮影

トロッコ嵐山駅の方から嵯峨野竹林へ入ると、一番の見どころも「最初」にやってくる。人が少ないうちに、ベストショットを撮ってしまうことをオススメする。

東山花灯路 2019年3月8日撮影

ここまで Zenfone Max Pro M2 のカメラで撮った「昼間の写真」を紹介してきたが、実はこのスマホカメラ、ナイトモードも搭載されており、夜の撮影にもそこそこ使える。

8日から開催だった東山花灯路へも行ってきたので、参考にして欲しい。まずは東山花灯路へ向かう途中の、祇園白川での一枚から。

夜の祇園白川 2019年3月8日撮影

円山公園では、ひょうたん池にライトアップが反射している様子が撮影できた。記念に撮影をしてみたところ、これくらいの光量なら人物を入れても特に問題なく撮影できた。

東山花灯路 円山公園 2019年3月8日撮影

ここで、ひょうたん池のほとりにモデル猫?がどこからともなく登場した。フォーカスを猫に合わせて撮影してみたのが、以下の写真だ。

東山花灯路 円山公園の猫 2019年3月8日撮影

猫好きによるプラス補正なのかもしれないが、一眼レフ並の表現力が出せている気がする。

青蓮院門跡 2019年3月8日撮影

最後に、更に暗い青蓮院門跡のライトアップで撮影してみた。ナイトモードでも、露光時間をマニュアル調節できるわけではなく、ここでは次の写真の明るさが限界だった。

青蓮院門跡 ライトアップ 2019年3月8日撮影

青蓮院門跡のライトアップイルミネーションは光が少ないので、最大限に光の入る場所を選ぶ必要がある。ただ、三脚を使わず手持ちでこれだけの写真が撮れるのはそこまで悪くない。

青蓮院門跡 ライトアップ 2019年3月8日撮影

Zenfone Max Pro M2 カメラ総評

ASUS ZenFone Max Pro (M2)
ASUSZenFone Max Pro (M2)コズミックチタニウム

個人的に ASUS の Zenfone シリーズを購入したのは今回で2度目だが、やはり最新スマホのデュアルカメラの性能は素晴らしい。少し前のコンデジを上回る「画質」と「表現力」だ。

3月8日には、丸1日使いっぱなしでバッテリー切れを起こさない持続力も見せつけてくれた。

外部メモリーの microSDXC カードも超大容量2TBまで使えるので、途中で容量不足で写真が撮れなくなる心配も無用。そして、スマホではカメラよりSNSへのシェアなどが楽だ。

Zenfone Max Pro (M2) はデュアル SIM デュアルスタンバイが可能なスマホ

余談だが、nano SIM が2枚入る sim フリー型スマホなので海外でも重宝する。海外デジタルノマドには欠かせないスマホとも言える。

さて、2019年、カメラ性能良しコスパ良しバッテリー持ち良しのスマホを購入したい方!ASUS Zenfone Max Pro M2 は文句なしでおすすめできる。

大好きな ASUS の製品には今後もぜひ注目していきたいし、また新製品を買ったらレビュー記事を書こうと思う。それでは、Salut !