コタキナバルのコンドミニアム滞在は Airbnb が最高!ボルネオ旅行記

コタキナバルのコンドミニアム滞在は Airbnb が最高!ボルネオ旅行記
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先週、バリ島から直行便のあるコタキナバルへ行ってきた。Airbnb を使ってコンドミニアムに宿泊したのだが、現地に住むカップルと素敵な出会いなどもあり、早速レポート!

コタキナバルで良いホテルを探している人で、ビーチやコタキナバル国際空港からも遠くない観光拠点を探している人にとって、この記事が少しでも参考になってくれれば幸いである。

宿泊先はプール付きコンドミニアム

コタキナバル限定の話ではなく、マレーシアをはじめとした東南アジアのコンドミニアムは、プール付きで広々しているのでおすすめだ。

説明をするより、実際の写真を見てもらう方が分かりやすいだろう。

南国ではスイミングプール付きの宿泊が嬉しい

僕たちは良く Airbnb を使うが、海外で暮らすための候補地を探しているかのようで、いつも(将来はここに住むのも良いかも知れないな)なんて考える。購入して賃貸に出したり……。

バルコニーからの眺めは、スイミングプールと少し遠くに海が見える。常に気持ちの良い風が吹いていて、ボルネオ島ならではのたくさんの鳥のさえずりも心地よい。朝食は好きな時間に自分たちで食べ、プールへ。コンドミニアムの住民専用なので、平日の昼間だと誰もいない。

南国ではスイミングプール付きの宿泊が嬉しいもの。スポーツジムも使えたが、そんな気にはならず、コタキナバルの街に出掛けようという気にさえならず、ひたすらのんびりと過ごす。嬉しいことに部屋の WiFi はプールサイドまで届いていた。

コンドミニアムから徒歩3分のところに、タンジュンアル・ビーチ (Tanjung Aru Beach) があった。まっすぐな水平線に沈んでいく絶景のサンセットが見られると有名らしく、せっかくなので2人で行くことに。

下に撮った写真のように、サンセットに多くの観光客が集まる人気スポットだった。どうやら外国人だけでなくマレーシアの人たちも多い。

タンジュンアルビーチの絶景サンセット

期待以上に綺麗だった夕日を満喫し、僕たちは家に帰るかのようにコンドミニアムへ。これが「暮らすように旅をする」Airbnb の魅力だ。

Airbnb コンドミニアム 2 つの魅力

コタキナバルでの宿泊先を探すとき、僕はいつもどおり迷わず Airbnb を使った。1つ目の理由は、宿泊代を「ホテルの半分以下」に抑えられるということ。そして、2つ目の理由は、魅力的な人々との新しい出会いがあるということだ。

魅力1.宿泊料金が断然お得

エアビーアンドビー(Airbnb)クーポン

Airbnb の1つめの魅力は、1週間以上の宿泊でホテルより宿泊価格が圧倒的に安くなるということ。今回のコンドミニアムなら1泊$47だが、紹介クーポンを利用したり、1週間以上宿泊にすると、カップルの場合、1泊1人分の宿泊代が日本円にして1,500円くらいにまでなる。

1番近いホテル「シャングリ・ラ タンジュンアル リゾート & スパ コタキナバル」は、スタンダードルームでも1泊が$270~とのこと。ホテルの値段は今この記事を書きながら初めて調べたが、Airbnb と比較すると12倍の価格ということで、これは予想以上に高い。

魅力2.魅力的な人々との新鮮な会話

エアビーアンドビー (Airbnb) で部屋をレンタルしているホストのプロフィール

Airbnb 2つめの魅力は、何と言っても魅力的な人々との刺激のある会話だ。これは、5年前に サンフランシスコへ一人旅した時 からずっと変わっていない。現地で暮らしている人たちと生活から仕事の話までもう本当に何でも話す。

それってどんな感じか? Airbnb はアパートやコンドミニアムでも様々なタイプがあり、もし海外旅行中の出会いを楽しみたいなら、絶対におすすめなのは「Private room」だ。

部屋タイプ「Private room」はリビング等のスペースをホストと共有する代わりに、会話の時間も多く持てるのが良いところだ。友達にもなりやすい。この他の部屋タイプには、Entire place (完全貸し切り)、Shared room (誰かと部屋を共有するドミトリーのようなタイプ) もあるが、海外旅行で Airbnb の魅力を最大限に味わえるのは「Private Room」タイプだ。

Airbnb はホテルの予約と異なり、まず部屋を貸してくれるホストにメッセージを送ることが基本だ。いきなり予約のリクエストを送るより挨拶をした方がより丁寧だし、相手も安心してリクエストを承認してくれる。プロフィールを事前に見ておくとメッセージを送りやすい。

エアビーアンドビー (Airbnb) では、まずホストにメッセージを送る

僕が上のようなメッセージを送ると、ホストはその日のうちに返信をしてくれた。驚いたことに、少しだけ日本語を話せるという! これは予想外だったが、とにかくフレンドリー。

エアビーアンドビー (Airbnb) では新しい出会いと会話を楽しめるのがポイント

日本人のゲストを迎え入れるのは初めてということで、日本では Airbnb の利用がまだ完全に普及していないということなのだろう。

彼女たちは、京都にも東京にも来たことのある世界中を旅してきたカップル。僕たちと同じく国際結婚をしていて、年代も全く同じ。すぐに意気投合して、滞在中は遅くまで話し込んだりもした。

これはあとで分かったことだが、彼女は8歳の頃から、9年間の日本語教育をアルゼンチンで受けていたとのこと。まだ英語力に自信がないけど、Airbnb を使って一度はこんな旅行をしてみたいという人は、このように日本語を話せるホストを見つけるのも良いかもしれない。

追記:その後、彼女たちは「マルタ島」へ引っ越した。コタキナバルのこちらの部屋には、残念ながらもう泊まることはできない。

ところでコタキナバルってどこ?

コタキナバルってどこ?

Googleマップで場所を確認

コタキナバルは、ボルネオ島の北部マレーシア領にあるサバ州 (Sabah) の州都である。南国リゾートとしても人気だが、ボルネオ島のもう1つの魅力は豊富な大自然。オランウータンが住んでいる「世界で最も古い」と言われる熱帯雨林に始まり、世界最大の花ラフレシア、東南アジア最高峰キナバル山など、大人の冒険心をくすぐられるアクティビティがとても多い。

2015年5月の現時点では、日本からの直行便は東京の成田国際空港からのみ。バリ島からならエアアジアの直行便があり、個人的にはとても行きやすい。エアアジアなど格安の航空会社で何ヶ国も回ってみたい人は、スカイスキャナーという世界中の格安航空券の比較サイト が超絶オススメだ。東南アジアのシンガポール、タイ、フィリピン、インドネシアなどを格安で何カ国も巡りながら旅することができる。

なお僕たちはこの後、コタキナバルから3日間レンタカーでボルネオ島の北西部を観光した。この話については、次回の記事「ラフレシアと人食い花ごっこ!直径5m以上で人の体もスッポリ入る?」で紹介している。コタキナバルへ旅行に行く方は、参考にぜひ合わせてどうぞ。