皆、ガラパゴス化の意味って納得してる? ガラパゴス諸島に行ったことなくても?
ニュースや雑誌の記事で「ガラパゴス化」という言葉が出てくる場合、悪い意味で使われていることがほとんどだ。僕は、ずっとその風潮に納得ができていなかった。そして、今回のガラパゴス旅行も、ガラパゴス諸島〈 1 番の魅力〉の動物たちに会うことが目的だった。
ガラパゴス諸島には「他では見られない野生動物たちを一目見よう」と世界中から観光客が訪れる。だからこそ皆には、僕が撮ってきた動物たちの画像をたくさん紹介したい。さらに日本で使われている「ガラパゴス化」という言葉の意味に疑問を持って欲しい。
この記事の読者に、少しでも「ガラパゴスの良さ」が伝われば嬉しい。
旅立ちはガラパゴス化の意味
日本の「ガラパゴス化」という言葉は、日本国内で独自に進化を遂げたビジネスを比喩する造語として 2006 年頃から使われ始めた。僕はその当時まだ大学生。聞き慣れなかったその言葉の意味を聞き、生態系が独自に進化した『ガラパゴス諸島』について興味を抱いた。
あれから 10 年以上が経ち、デジタルノマドとして世界中を旅をする生活 を続ける中、遂に『ガラパゴス諸島』を旅行するチャンスを掴んだ。僕たちのような旅人がガラパゴス諸島を目指す理由はたった1つ。そう、ガラパゴスのユニークな動物たちに会いに行くことだ。
ガラパゴス諸島が見せてくれる「独自の生態系」や「豊かな自然」は、ガラパゴスにとって価値のあることでしかない。ガラパゴス化という言葉が『マイナスの意味』で使われている日本の現状は不自然で、もう日本人は皆一度ガラパゴスへ行けば良いのにとさえ思う。
ガラパゴス諸島への行き方
ガラパゴス諸島って国なの? と一瞬思うが、ガラパゴスは赤道直下の国「エクアドル」にある。そしてガラパゴス諸島へ行くには、まずエクアドルに入国してから国内線の飛行機に乗り換えるしかアクセスの手段がない。
なお、本土側の空港内で TCC(Transit Control Card)という観光ビザのような US $ 20 のカードを購入しないと飛行機に乗せてくれなかったり、ガラパゴス諸島に着いてから追加で US $ 100 の入島税を取られたり、旅行者にとっては一つの国のように感じる。2 人分だと合計で US $ 240 が必要になるので、米ドルはあらかじめ多めに用意しておく方が良い。
ちなみに 12 歳以下の子供の場合、入島税は半額の US $ 50 となるようだ。
2018 年 8 月から「ガラパゴス政府指定の健康保険への加入」と「宿泊先予約」の証明も必要になるらしい。TCC や 入島税も、今後さらに値上げされる可能性はある。
ちなみに日本人旅行者の場合、ウユニ塩湖のあるボリビア、世界の最果てパタゴニア などを一度の旅行で見て回る旅程にする人が多い。このせいか南米旅行中には、国をまたいで同じ日本人と再会するという奇跡のようなことも何度か起こった。
ガラパゴス諸島へは飛行機で
ガラパゴス諸島へのアクセス方法は、エクアドル入国後に国内線の飛行機に乗るしかないと述べた。そして、ガラパゴス諸島への飛行機が出ているエクアドル本土の空港は 2 つある。
1つ目は、エクアドルの首都「キト Quito」にある「マリスカル・スクレ国際空港」であり、直行便での飛行時間は約 2 時間。ただし、ほとんどの飛行機は途中でエクアドル最大の都市「グアヤキル Guayaquil」に止まる。飛行機内での待機時間の長さは色々あり、要確認だ。僕たちの場合は飛行機の中で 50 分ほど待ち、フライトの全行程では約 4 時間だった。
2つ目の空港は、直行便のみ「グアヤキル Guayaquil」の「ホセ・ホアキン・デ・オルメード国際空港」である。飛行時間は 1 時間弱で、キトから飛ぶより料金も安い。ペルー方面からクスコやリマを経由してエクアドルへ入るなら、グアヤキルを目指した方が良さそうだ。
航空券は JAL のマイレージが貯まる LATAM Airlines か、ANA のマイレージが貯まる Avianca で取るのがおすすめだ。個人的には Avianca が 1 番サービスが良いと感じた。3 社目の Tame Airlines はトラブルが多く評判が悪いので安くても注意しよう。
ガラパゴス諸島の地図
ガラパゴス諸島についてスペイン語の WikiPedia を見ると、13 の主な島に 9 つの小島、さらに小さな 107 の島々と岩礁があるが、個人で自由に観光できる主な島の数は 3 つ。
- サンタ・クルス島
- サン・クリストバル島
- イザベラ島
この 3 島以外は、ツアーやクルーズなどで “ナチュラリストガイド” の同行が必要となる。
ガラパゴス諸島を地図で見ると、中央にあるのが「サンタ・クルス島」、最も東にあるのが「サン・クリストバル島」、西側にある最も大きい島が「イザベラ島」だ。イザベラ島には空港がなく、中央の「サンタ・クルス島」から高速ボート(片道 US $ 30)に乗って行く。
「イザベラ島」へ行く場合、別途入島料 US $ 10 を支払う必要があるので準備しておこう。
なお、ガラパゴス諸島は最長 90 日間まで滞在することができる。動物好きな人は少しでも長く滞在し、ガラパゴスの雰囲気を楽しんで欲しい。今回、僕たちは 23 日間の滞在だったが、それでも「もっとガラパゴスにいたい」と感じたくらいである。
ガラパゴス諸島の見どころ紹介
ガラパゴスには見どころがたくさんある。下の動画は チャールズ・ダーウィン研究所 が 2013 年に Google を招待して Google マップ向けデータを収集したときのものらしいが、ところどころでガラパゴス諸島の魅力が紹介されていて素晴らしいので紹介しておこう。
あとは、僕がこれから紹介する「ガラパゴス諸島の動物たち」の画像も楽しんで欲しい。
ガラパゴス諸島の動物たちの画像
ガラパゴス諸島には、多くの固有種が存在していることで有名だ。しかも、それぞれの島や地域によって見られる動物や植物が少しずつ違ったりもする。これを実際に自分の目で見ることができたのは、とても感慨深い。
以下では、僕がガラパゴス諸島で撮ってきた写真を使い、ガラパゴス諸島で簡単に見られる動物たちを紹介していきたい。あなたもガラパゴスに行きたくなるかも?!
ガラパゴスウミイグアナ
ガラパゴスウミイグアナは、ビーチの近くにある岩場へ行けば簡単に遭遇できる。ちなみにこのウミイグアナ、岩場や水中の苔・水草を食べるらしい。見た目とは裏腹に、実は意外と温厚な性格。英名は Galápagos marine iguana という。
こちらのウミイグアナは、尻尾に小さなトカゲが隠れていても全く動じず(笑)気持ちよく昼寝をしているようなので、そっとしておいてあげることに。なお、もし運が良ければ海を泳いでいる姿を見ることも可能だ。泳ぎが得意で、深さ 15m まで潜ることもあるらしい。
なお、11 月~ 12 月の繁殖シーズンには、メスのガラパゴスウミイグアナの体色が色鮮やかな赤色と緑色に変わることが知られており「クリスマスイグアナ」とも呼ばれる。
ガラパゴスアオアシカツオドリ
青い足を持つ「ガラパゴスアオアシカツオドリ」の写真。個体差はあるが、こちらの個体は見事なまでに綺麗な青い足をしていた。英名は Galápagos blue-footed booby という。
サン・クリストバル島のハーバー近くでは、猛烈なスピードで海中に飛び込む姿もたくさん見ることができた。このアオアシカツオドリは岩場に止まり、羽づくろいをしている様子。
アオアシカツオドリは、ある意味ではガラパゴスで1番人気の動物かもしれない。近くには観光客向けにお土産物を売るショップが並んでおり、アオアシカツオドリをモチーフにしたTシャツやキーホルダーなどがあちこちにあった。
サン・クリストバル島の北東部へ行くと、青足でなく赤足をした「アカアシカツオドリ」を見ることもできる。参考までに、ツアー料金の相場は 1 人 US $ 130 だった。
ガラパゴスベニイワガニ
ガラパゴスベニイワガニの英名は、Sally lightfoot crab 別名で Grapsus grapsus という。よく見ると、ガラパゴスベニイワガニはハサミの付け根あたりが鮮やかな空色をしており、何とも不思議だ。もし近くで見られるチャンスがあれば、ぜひ注目して見て欲しい。
ガラパゴスカッショクペリカン
ガラパゴスカッショクペリカンは、海の近くであれば結構あちこちで見られる。一旦どこか岩場に止まると動かずじっとすることが多いらしく、飛んでいるところの写真も撮りたくて待っているといつも期待外れに終わる(笑)英名は Galápagos brown pelican という。
こちらは「ガラパゴスカッショクペリカン」と「ガラパゴスベニイワガニ」の共演である。
ガラパゴスカッショクペリカンはペリカンで最も小さい種類らしいが、やはり鳥類としては大きい方であり、遠くからでも良く目立つ。どの島でも簡単に見つけることができる。
こちらは「ガラパゴスカッショクペリカン」と「アオアシカツオドリ」と「ガラパゴスウミイグアナ」の共演。サン・クリストバル島の港近くでは、こういった風景が普通に見られるのが良かった。ガラパゴス諸島の陸上が爬虫類と鳥類の楽園といわれる最たる例だ。
ガラパゴスアシカ
ガラパゴス諸島に生息しているガラパゴスアシカは、水中でかわいさを発揮する。英名では Galápagos sea lion というが、猫や犬の仲間とも分類されるアシカ、野生でも人懐っこい。
ここは Muelle Tijeretas のある入り江で、サン・クリストバル島の穴場スポット。この日スノーケリングをしていると、ガラパゴスアシカの子どもたちがやって来た! 遊び盛りの子どもたちは好奇心が旺盛なため、このように人に近寄ってくることがある。
趣味でフリーダイビングの資格「AIDA Level 1」と「SSI Level 1」を持つ僕は用意周到、一緒に水中で泳いでみた。不思議そうに僕を見ながら追いかけてくるアシカたち(笑)
ガラパゴスアシカたちとすっかり打ち解けてしまい、30 分くらい夢中になって一緒に泳ぐ。華麗な水中ダンスを披露してくれたりもした。ガラパゴス、楽しすぎ!!
こちらはカメラ目線のガラパゴスアシカ。やはり GoPro Hero 5 は持ってて良かった! 手ぶれ補正モードで動画を撮影しておけば「写真」もキャプチャ画像として切り出せるし、こういう被写体の動きが速いシーンでベストショットを逃さなくて済むのは嬉しい。
以前に使っていた GoPro の古いバージョンと比べると、画質も凄く良くなっている。
ガラパゴスアオウミガメ
ガラパゴスアオウミガメも、スノーケリングで簡単に遭遇できる。太平洋の他の場所で目撃されることもあり「クロウミガメ」とも呼ばれるらしいが、メスはガラパゴス諸島で産卵をするために戻ってくるそうだ。英名は Galápagos green turtle という。
とても大きくて、ゆったりと泳ぐウミガメ。大きな個体になるほど、人を恐れないようだ。小さな個体はもう少し警戒心が強く、近付くと逃げていってしまう。
このように「ガラパゴスアオウミガメ」を見られるおすすめのスノーケリングポイントは、サン・クリストバル島の Playa Loberia だ。このビーチには何もないので飲み物や軽食など持参していく必要はあるが、ウミガメと泳ぎたい人には Playa Loberia がおすすめ。
ウミガメは、ゆっくりと空を飛んでいるかのように海を泳ぐ。この辺りはエサとなる海藻が豊富なようで、20 分ほどのスノーケリングで 5 匹のガラパゴスアオウミガメを見られた。
むしゃむしゃと海藻を食べるガラパゴスアオウミガメ。美味しいのだろうか?
食事中のウミガメのお口周りには、おこぼれを頂戴しようと魚たちが集っていた。
例のごとく、ガラパゴスアオウミガメとも一緒に泳ぐ。こちらの個体は大きかった!
妻はフリーダイビングの資格「AIDA Level 3」を持っており、僕よりもフリーダイビングに対しての熱意が高い。まあ、これだけスノーケリングの装備をスーツケースに忍ばせている夫婦も珍しいだろう(笑)
ただ、ガラパゴス諸島でスノーケリングをしないのは本当にもったいない。日本だと簡単にスノーケリング3点セット を購入しておけるので、ぜひ旅のお供に入れておこう。海中は水温が 21 ~ 25 ℃ と少し低めなので 3 mm のウェットスーツ があれば、より快適だ。実はウェットスーツは日焼け止め&クラゲ対策にもなってくれ、肌を守るのにも重宝する。何より、環境破壊の原因にもなる日焼け止めクリーム を使わずに済むのが大きい。
それにしても海は美しかった。ガラパゴスアオウミガメとは、ぜひまた一緒に泳ぎたい。
ガラパゴスゾウガメ
ガラパゴスゾウガメはガラパゴスの固有種として非常に有名だ。タンザニアのザンジバルでプリズンアイランドへ行ったときも巨大ゾウガメを見たが、やはり見た目には特徴がある。
英語では Galápagos tortoise というが、このガラパゴスゾウガメは ガラパゴス諸島の中でも島やエリアごとに進化の仕方が異なっており、非常にユニークな生き物である。
さきほどのゾウガメとは少し違う種類。甲羅の形と首の長さを見ると違いが分かりやすい。
こちらの種類は、おそらく少し高いところにある葉を食べて進化してきた種類なのだろう。甲羅が首元で大きく上に屈曲している様は、京都・美山町のかやぶき屋根のようだった。
なお、ガラパゴスゾウガメのいくつかの種は残念ながら既に絶滅種となってしまった。主な原因は「大航海時代」に船乗りたちの長期保存食として乱獲されたことと言われているが、20 世紀からは懸命な保護活動がされており、それでも力の及ばないケースもあった。
特にピンタ島で奇跡的に発見された最後の固有種は「ロンサム・ジョージ」と名付けられ、長年チャールズ・ダーウィン研究所にて懸命の繁殖計画が実施されていた。今ガラパゴスで生き残っている 10 種のガラパゴスゾウガメもその全種が絶滅危惧種とされており、現在も懸命な保護活動が行われている。
ガラパゴスリクイグアナ
ガラパゴスリクイグアナは「ガラパゴスウミイグアナ」のようにユニークな固有種ではないが、鮮やかな黄色の体をしているので目立ちやすい。ただし、ウミイグアナのように群れで行動せずに単体行動をするようだ。英名は Galápagos land iguana という。
ウミイグアナと同様、こちらのリクイグアナもお昼寝タイム(笑)好物は下で紹介しているガラパゴスウチワサボテンのつぼみなのだそうだが、ちょっと食べ過ぎたのかもしれない。
なお最近、亜種で「ピンク色のガラパゴスリクイグアナ」がイザベラ島で発見されている。ただし、そのエリアは環境保護のため観光客は立ち入り禁止のようだ。
おまけ:ガラパゴスウチワサボテン
ガラパゴスウチワサボテンは、リクイグアナの多かった地域で「まるで木のように」進化をしてきた不思議な見た目のサボテンだ。英名は Galápagos opuntia echios という。ちなみに、別の地域では同じサボテンでも幹がなかったりする。まさに進化の奇跡!
あのチャールズ・ダーウィンはフィンチ (finch) と呼ばれるスズメのような鳥のクチバシが島ごとに異なることを発見し、「生物の進化論」や「自然淘汰」への気付きを得たそうだ。この「ガラパゴスウチワサボテン」や「ガラパゴスゾウガメ」も同じことが言える。
チャールズ・ダーウィンの著書『種の起源』は、読みやすい漫画にもなっている らしい。自分が子どもだったとき、こんな本が欲しかった…!
おすすめの島とおすすめのホテル
ガラパゴス諸島で “個人が自由に観光できる” 主な 3 島のうち、僕が 1 番おすすめする島は 「サン・クリストバル島」だ。サン・クリストバル島の魅力は、空港や港も含め、何もかもが近くにある便利さである。動物たちとの距離も近く、スノーケリングやビーチも楽しめる。
レストランの種類や食べ物もそれなりに豊富で、物価もそこまで高いわけではない。むしろ、安いくらいだ。また、ツアーやダイビングを申し込まなくても「ガラパゴスの雰囲気」を思う存分に楽しめるのが良い。きっと、子ども連れの旅行にもピッタリの島だと思う。
1 番おすすめのホテル Dolphin House
サン・クリストバル島で1番のおすすめホテル「ドルフィンハウス」 は、このエリアではトップクラスの評価を得ている。僕だけではなく、世界中の旅行者から良いコメントを貰っているようなので、気になる人は部屋の写真も含めてチェックしてみて欲しい。
- とにかく抜群のロケーション
- 港の夕日が見渡せる Sea View Room あり
- 美味しいパン屋さんまで徒歩3分
- 公営のメルカド(市場)まで徒歩8分
- スノーケリングの穴場まで良アクセス
- 道に出てすぐ拾い乗りタクシーを探せる
メルカドは日曜・祝日は閉まっているが、2階へ行くとスープとドリンク付きの食事が US $4 で食べられる。ATM もあり、徒歩8分くらいで行けると助かるはずだ。
僕たちは長期滞在で一軒家を借りていたので、実際にはこの「ドルフィンハウス」に泊まっていたわけではないけれど、毎日のように「ドルフィンハウス」の前を通っていた。このようにとにかくロケーションが抜群で、見た目も綺麗である。また、ウユニで仲良くなった日本人、ガラパゴスで知り合ったニュージーランド人とハンガリー人に、合計3回もおすすめされた。
ガラパゴス旅行のまとめ
僕にとって「日本のガラパゴス化の意味とメリット」を考え直すことにもなった今回の旅。
ガラパゴスにとって「ガラパゴス固有種の動物たち」は大切な観光資源でもあり、守るべき大切なものとして納得されている。一方、日本のガラパゴス化は、産業の停滞や衰退を招く原因かのように問題点として認識している人が多い。これは誤った認識である。
実際に日本でも、ガラパゴス化から成果を出している事例がたくさんある。ガラパゴス化は日本の産業の停滞や衰退を招いている直接的な原因ではないという認識の人もいるのだ。
とにかくガラパゴス化は悪ではない。そもそも善か悪かの問題ではない。ガラパゴス諸島を旅してみれば、そのことが理解できるはずだ。ガラパゴス諸島でしか見られない動物たちは多くの観光客を魅了していて、これからもそうであり続ける。日本の文化が観光客にとって魅力的であるのも、日本らしい製品が海外から人気を得るときも、同じ理由のはずだ。
僕は、いつか将来「美しいままのガラパゴス諸島」を再度訪れられる日が来ることを願って、人生の旅を続けていきたい。